今期終了１２月１２日（火曜日）ファウンドリング・ミュージアム　美術鑑賞ツアー

Service Description

２０２３年１２月１２日（火曜日）　 １８世紀、英国最初の孤児院ファンドリング・ホスピタル。 当時の英国社会にはびこる悪に立ち向かう芸術家達の努力を通して 実現した孤児院と学校。 その跡地に作られたミュージアムで英国の「慈善」とは何かを考え、 音楽家ヘンデルや画家、俳優たちが築いた美術館をご案内します。 館内ツアーは約２時間。 前後に周辺ブルームズベリー散策ツアーにご案内いたします。 集合は午前１０時　地下鉄ピカデリー線のRussell Squareラッセルスクエア駅 参加費用　　おとな　￡１５、子供・学生は半額 ミュージアム入館料金が別途かかります。 大人　￡9.50　　　21歳以下は無料　 この博物館について一言で説明するのはちょっと難しいのですが、 18世紀のイギリスを代表する実業家や音楽家ヘンデルや 「英国絵画の父」とも称される画家ホガース、シェイクスピア劇復興の立役者 デイヴィッド・ギャリックなど、実業家「コーラム船長」と芸術家仲間が 慈善活動で始めた英国初の孤児院と付属学校がファンドリング・ホスピタルFoundling Hospital。 チャリティー大国イギリスを語るに欠かせない歴史の一頁ですが、 意外にもそこからは様々な組織が生まれて発展を遂げました。 今も大英博物館の裏手に広がる広大なCoram Fieldはその一角が美術館として 公開されています。 「版権の父」でもあるホガースの痛烈な風刺画「ジン横丁」の背景は 現在の大英博物館周辺ブルームズベリー。 乳飲み子を抱え極貧に喘ぐ母親達が頼れる場所はこの孤児院 Foundling Hospitalだけ でした。 いつか迎えに来ることを願って赤子に託した小さな布切れや たった一つのボタンが涙を誘います。 それでもここから立派に社会へ巣だっていく子供達。 博物館では英国の一大文化「チャリティー」について語り、 英国史の一端を学びます。 18世紀を代表する画家達が寄贈した絵画はここを立派な美術館に変え、 今ではジョージ・フレデリック・ヘンデルに関する重要な資料を有する 音楽関連の企画展でも知られます。 現在は「ヘンデルの遺書」展を開催中。 そしてこの秋は「母親との絆」が一貫したテーマとして知られた 世界的アーティスト、ルイーズ・ブルジョワの企画展が加わり 見応えたっぷりです。 周辺はディケンズ博物館や２０世紀初頭の英国の「シンク・タンク」 ブルームズベリーグループ、ラファエル前派ゆかりの 正に英国文化の巣窟。 ミュージアム見学後はお洒落な18世紀の街並みを歩く 散策ツアーにご案内いたします。 ご希望の方は解散後にチャールズ・ディケンズ博物館も 併せてご見学いただけます。 集合　地下鉄ラッセルスクウェア駅　　午前10時 美術館見学は10時半から 徒歩散策ツアー　12時から13時まで。

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