４月２４日（木曜日）　ナショナルギャラリー本館　名画解説ツアー

Service Description

２０２５年４月２４日（木曜日） ナショナルギャラリー　本館名画解説ツアー 午後　１３時３０から１５時３０分 ご参加料金　　￡１５ 美術館入館は無料です。 目前に迫った新館セインズベリー翼再開の混雑と お祭り騒ぎの前、予約の取りやすい今のうちに見学をお勧めします。 オンライン予約で入館行列の時間を省けます。 参加ご希望の方は事前無料予約をお薦めします。 予約が一杯で13時半前後の入場枠が穫れない方はご連絡下さい。 ナショナルギャラリーの公式ガイドツアーを請け負う ブルーバッジ英国公認ガイドの解説で、日本では機会の少ない 美術館解説ガイドツアーを体験されてみてください。 ご自身で訪問されても通り越してしまいがちな小さな名画、 探してもなかなか見つからない著名作品など、 プロのガイドと一緒なら限られた時間で効率的に 多くの名品をご鑑賞いただけます。 数より質を好まれる方には、一枚の絵画の背後にある その国の社会・時代背景、作家の生い立ちや 作品に秘められた意味、画面の中に散りばめられた 暗号や約束事など、宗教や歴史の背景を理解すれば 西洋絵画をもっと楽しむことが出来ますね。 多摩美術大学で油画を専攻し、美術教師をしていた経験から、 油絵の技法や画家の立場に立った絵の見方と、 公認ガイドの幅広い雑学知識をフルに生かして 歴史背景や観光情報までご紹介します。 本館ツアーでは、フェルメールやレンブラントはじめ傑作ぞろいの 黄金時代オランダ、ベルギーはルーベンス、ヴァンダイクなどの巨匠たち。 独特の魅力あふれるスペインのムリリョやヴェラスケス。 三枚も出揃った光の魔術師カラヴァッジョとバロックイタリア、 ロココ時代のフランスなど、ヨーロッパ絵画の代表作をご紹介します。 また今回は特に１８，１９世紀の英国とフランス絵画に 重点を置いてご案内いたします。 「英国絵画の父」ホガースの傑作シリーズ『当世風結婚』、 テート美術館から引っ越してきた有名なホガース自画像は テートブリテン美術館、チズィックのホガースハウス、 サー・ジョン・ソーン博物館『選挙』『放蕩一代記』などで ご紹介してきた画家の代表作です。 痛烈な風刺画で１８世紀の社会をたっぷりお愉しみいただきます。 １８世紀後半のグランドツアー時代にイギリスで大きな人気を博したのは ベニスの風景を描くカナレット。 中でも彼が描いたイギリスの風景が新鮮です。 「風景画の父」ゲインズバラ、英国画壇の長レイノルズ、 １９世紀にはターナー、コンスタブルが登場し、 英国絵画はいよいよ一頂点を迎えます。 １９世紀フランス美術のギャラリーではお馴染み マネ、モネ、ルノアール、ドガなどお馴染み印象派の画家たち、 セザンヌ、ゴッホ、スーラらの代表作をご覧いただきます。 ★有料企画展『シエナ』 ヨーロッパと言えば教会の祭壇画。 宝飾品のごとくにきらびやかなそれらは、 熱き信仰心の下、揺らめく蝋燭の明かりの中で拝まれていたもの。 高価な素材を用いた鮮やかな色彩は今も衰えることなく私達を魅了します。 ナショナルギャラリーの看板作品「ウィルトンの二つ折り祭壇画」は この展覧会に展示されています。 展示会終了後は、おそらく５月１０日にオープンする 新館セインズベリー翼に展示されるはずです。 ダヴィンチ、ラファエルなどルネッサンス期の絵画も新館に展示されますので、 今回のツアーではご覧いただきません。 催行は新館再開後に確認して発表させていただきますが、 ５月２１日（水）に新館セインズベリー翼を中心にした ツアーを企画しますので、是非ご参加ください。 お申し込みは発表後に承ります。