５月２１日（水曜日）ナショナルギャラリー㊗再開館セインズベリー翼＋本館ツアー

Service Description

２０２５年５月２１日（水曜日） ナショナルギャラリー　新館＋本館名画解説ツアー 午前１０時３０分～１３時 午後　１３時４５～１６時４５分 ご参加料金　　￡２０ 午前ト午後両方のご参加は￡３０ 美術館入館は無料です。 入館予約は当方でいたしますので各自予約は必要ありません。 午前中のツアーでは、いよいよ３年がかりの改装を終えた新館、 セインズベリー翼を見学します。 美術館の看板作品『ウィルトンの二連祭壇画』が企画展から戻され、 絢爛豪華な教会祭壇画の荘厳さに目を奪われます。 久々にルネッサンス三大巨匠、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの作品が出揃い、ウッチェロ、ボッティチェリ、フランチェスカはじめイタリア、ドイツの人気作が皆戻ってきました。 午後の本館ツアーでは、過去に無く充実したティツィアーノと マニエリズムの展示室、ホルバインの名作『大使たち』、 フェルメールやレンブラントはじめ傑作ぞろいの黄金時代オランダ、 ベルギーはルーベンス、ヴァンダイクなどの巨匠たち。 独特の魅力あふれるスペインのムリリョやヴェラスケス。 三枚も出揃った光の魔術師カラヴァッジョとバロックイタリア、 ロココ時代のフランスなど、ヨーロッパ絵画の代表作をご紹介します。 また今回は特に１８，１９世紀の英国とフランス絵画に 重点を置いてご案内いたします。 「英国絵画の父」ホガースの傑作シリーズ『当世風結婚』、 テート美術館から引っ越してきた有名なホガース自画像は テートブリテン美術館、チズィックのホガースハウス、 サー・ジョン・ソーン博物館『選挙』『放蕩一代記』などで ご紹介してきた画家の代表作です。 痛烈な風刺画で１８世紀の社会をたっぷりお愉しみいただきます。 １８世紀後半のグランドツアー時代にイギリスで大きな人気を博したのは ベニスの風景を描くカナレット。 中でも彼が描いたイギリスの風景が新鮮です。 「風景画の父」ゲインズバラ、英国画壇の長レイノルズ、 １９世紀にはターナー、コンスタブルが登場し、 英国絵画はいよいよ一頂点を迎えます。 １９世紀フランス美術のギャラリーではお馴染み マネ、モネ、ルノアール、ドガなどお馴染み印象派の画家たち、 セザンヌ、ゴッホ、スーラらの代表作をご覧いただきます。 有料企画展『シエナ』はツアーに含みませんが、 ヨーロッパと言えば教会の祭壇画。 宝飾品のごとくにきらびやかなそれらは、 熱き信仰心の下、揺らめく蝋燭の明かりの中で拝まれていたもの。 高価な素材を用いた鮮やかな色彩は今も衰えることなく私達を魅了します。 ブルーバッジ英国公認ガイドの解説で、日本では機会の少ない 美術館解説ガイドツアーを体験されてみてください。 ご自身で訪問されても通り越してしまいがちな小さな名画、 探してもなかなか見つからない著名作品など、 プロのガイドと一緒なら限られた時間で効率的に 多くの名品をご鑑賞いただけます。 数より質を好まれる方には、一枚の絵画の背後にある その国の社会・時代背景、作家の生い立ちや 作品に秘められた意味、画面の中に散りばめられた 暗号や約束事など、宗教や歴史の背景を理解すれば 西洋絵画をもっと楽しむことが出来ますね。 多摩美術大学で油画を専攻し、美術教師をしていた経験から、 油絵の技法や画家の立場に立った絵の見方と、 公認ガイドの幅広い雑学知識をフルに生かして 歴史背景や観光情報までご紹介します。